【外壁】足場なしで塗装をすると危険?足場の重要性について考えてみよう | realestate_quesionrealestate_quesion

【外壁】足場なしで塗装をすると危険?足場の重要性について考えてみよう

「足場を組んでいる=塗装工事」とセットでイメージしている人は多いのではないでしょうか。家の周りを囲むようにして〝足場″を組んでいると「外壁塗装をしているんだな」と分かるものですよね。

しかし、いざ自分の住まいで外壁工事をしようと見積依頼をすると、足場代の高さに気づかされるでしょう。「足場って絶対いるの?」「足場代をカットすれば安くなるのに」といろいろと疑問に思うかもしれませんね。

でも、外壁塗装では基本的に〝足場″は必要。今回は、足場の重要性についてお話していきます。

◆安全性が確保できる

高い場所の作業に慣れている職人さんでも、塗装に必要な道具を持ちながらの高所作業は危険なもの。足場を組まずにハシゴを使った作業となれば、「重い荷物を持つ+高所での作業」と負担が増えるでしょう。プロの職人さんたちでも思わぬ瞬間にバランスを崩して落下することも考えられます。

自分の家の塗装工事でケガ人が出ると、工事が終わっても後味が悪いものですよね。職人さんの安全を確保する意味では、〝足場″はかなり重要な役割を持っています。

◆仕上がりが良くなる

ハシゴ作業で塗装をする場合、「しっかり塗ろう」と「落ちないようにしなければ」という両方の注意が必要になります。すると、集中力が分散されるので、作業効率は落ちてしまうでしょう。

しかし、足場があれば、意識は「塗装をすること」だけに集中できます。職人さんの持つ技術を最大限に発揮できるかと思います。

また、人が通行できる幅の踏み板を設置した足場なら移動もかなり楽。足元に道具を置きながら安定した作業をすることができます。足場を組まずにハシゴのみで作業したときと比べると、全体的な作業日数を短くすることにも繋がります。

◆周辺への配慮になる

塗装作業時するとき、職人さん達は丁寧に作業しますが、微量なペンキが周囲に飛び散るのは避けられないものです。それに、そもそもの作業場所が「外」なだけに、自然の風がじゃまをすることも…。風に乗って隣家の壁や自動車にペンキが付着すると、弁償しなければなりませんよね。お金で解決しても、お互いにギクシャクして今後の生活に悪影響となるかもしれません。

足場を組めば、飛散防止シートと呼ばれるもので覆うことができ、周囲への飛び散りを防ぐことができます。「足場」は、周囲への配慮のためにも、とても大事な役割があるのです。

◆まとめ

外壁塗装工事の見積書のなかでも、金額が大きい「足場」は特に気になる項目かと思います。金額が高いゆえ、足場をカットして塗装工事の費用を抑えたいと考えるかもしれません。

しかし、基本的には足場は必要なもの。足場があることで安全面や作業効率、仕上がりの満足度などに大きなメリットがあります。

足場を設置して、職人さんに安全に作業してもらうことで、満足度の高い外壁塗装に繋がるのではないでしょうか。

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